2011年3月13日日曜日

地震にかかる「節電」呼びかけをチェーンメールにしてはならない

この度の、東北・関東での大地震でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。

さて、3/11の大地震により東京電力管内の多くの発電所が停止状態となり、東北・関東圏で電力不足となっています。そのため他の電力会社から、東京電力管内に送電をするため、各地での節電が必要なようです。

「節電だけでも支援になります。節電をできるだけ多くの人によびかけてください」という趣旨のメールが何通か届いています。この大災害下、その趣旨には深く賛同し、協力したいと思います。

 ただ、この節電呼びかけメールを受け取った人がそれぞれ複数の人に転送した場合、大量のメールがインターネット上を交錯し、通信網を圧迫する恐れがあります。こういう呼びかけの手法をチェーンメールと言います。

 このような大災害時には、節電ももちろんですが通信インフラの確保も大変重要です。被災地およびその周辺の通信状況はかなり悪くなっています。被災者の安否を確かめる通信などを妨げないよう、節電呼びかけをチェーンメール化してはなりません。

 節電等の呼びかけは、メールする用件があるときに併せて書き込む程度に止めましょう。

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