2012年8月20日月曜日

家族Camp2012

 今年も恒例の家族キャンプにいってきました。この3年間は「小豆島ふるさと村オートキャンプ場」を 利用していましたが、今年は気分を変えてみようと、三重県の「志摩オートキャンプ場」を利用しました。そして、修学旅行よろしく、二見浦、伊勢神宮や水族館などを巡ってきました。

 昔の私を知る人は、「軟弱なキャンプをしている」といった感想を持たれるかもしれません。しかし、これは夏の家族旅行でありまして、宿泊手段にテント泊を選択しているだけです。

 理由は簡単、圧倒的に安いからです。ハイシーズンでも家族まとめて一泊7,000円〜10,000円くらいです。このシーズンの宿なら、一人一泊もできない価格です。もちろん、上げ膳据え膳などあろうはずもなく、ほぼ自炊、風呂やシャワーもままなりませんが、それさえさほど苦にならなければ、大変リーズナブルな旅です。

 テントなどの装具に少々イニシャル・コストはかかりますが、宿宿泊換算で通算5,6泊もすれば償却してしまいます。これらのアイテムは、そのまま災害罹災時用品になります。

 ではでは、旅行の様子を少しご紹介。

8/14 (火)

前夜の激しい雷雨により自宅前の道路が冠水し、車庫にも少し浸水したようでした。出発を一日遅らせることも考えましたが、目的地はそれほどひどい雨ではなかったようなので、とりあえず出発。しかし、やはりというべきか、京滋バイパスは土砂崩れで通行止め、第二名神も通行止めとなり、栗東から国道1号線で亀山に向かい、そこから伊勢道に乗りました。

 そんで、最初についた目的地の一つ、二見浦。修学旅行でおなじみ?(少なくとも、私もカミさんも小学生の修学旅行は伊勢でした。)の夫婦岩を拝みます。




当初、夫婦岩の近く「二見シーパラダイス」の見物する予定だったのですが、高速道路の通行止めにより到着が遅れてしまったので、 後の日程に変更し、施設内の商業施設で昼食をとりました。おそらく修学旅行生の利用を前提にした「食堂」のような飲食施設で、月替わりおすすめ品の穴子丼を食しました。穴子の天ぷらを立てて盛りつけているのがポイントなのだそうですが、ご飯表面の天ぷら具材が少なく、少々貧相な感じでした。これならば、普通に横に盛りつけた方が豪勢に見えるのでは... 980円也。


 キャンプ場への到着は午後3時過ぎ、そそくさと幕営準備を始めます。

 今回のキャンプでは、息子が飯ごうでの炊飯にチャレンジです。





8/15(水)

夜は小雨がありましたが、十分テントで凌げる程度の降雨で、翌日には天気が回復したので、予定通り日がな海水浴に出かけます。キャンプサイトから徒歩5分のところに「あづり浜」というビーチがあるので、楽ちんです。

 この日の夜は、私が主菜を担当。「パエリア風ソーセージのドライカレー」です。作り方はパエリアと同じなのですが、色づけにサフランではなく(高いので...)、カレー粉を使いました。本場のパエリアは米に少々芯を残すようなのですが、個人に「芯飯」は炊飯の失敗だと思っているので、皿で落とし蓋をして「ご飯」のような炊きあがりに仕上げました。味は、普通にドライカレー。



 8/16(木)

キャンプ3日目もいい天気。真夏日の一日となりましたが朝の一時、秋っぽい空模様も垣間見えました。

この日は終日、近くの「合歓の郷」のプールで遊びました。
その後、同施設内にある温泉に入ったのですが、前日の海水浴とこの日の日焼けが痛くて、湯船に足を浸けることができませんでした。


8/17(金) 

この日は早朝のうちにテントをたたみ、伊勢神宮に向かいます。伊勢神宮は外宮・内宮を中心に多数の社から成るそうです。外宮→内宮の順で参るのが本道とのことですので、それに倣い外宮から参りました。

平成25年が、20年に一度の遷宮だそうです。




 外宮周辺に飲食店や商店が少ないのですが、内宮周辺には「おかげ横町」などの風情ある商店街があります。 内宮に参る前に少し腹ごしらえ。松阪肉の丼をいただきました。子どもたちも「うまい! うまい!」と痛く喜んでいました。宿泊で節約しているので、こういうところで奮発です。


内宮参道の入り口です

 歩き疲れて、五十鈴川のほとりで少し休憩。




この日の夜は、鳥羽で宿をとりました。2年前、テント4泊ということをしたのですが、さすがにしんどいということで、最終日のみ宿を取ることにしました。今回は「KKR鳥羽いそぶえ荘」 です。この日子どもたちは、人生初のアワビを食して喜び、息子は「蟻が近くにいない」文明生活に感動し「旅館はいいねぇ」と何度もつぶやいていました。息子よ、3泊の野外生活を過ごしたから、そういう些細なことに喜びがあるのだよ。


8/18(土)

最終日、この日は初日に行き損なった 「二見シーパラダイス」に行きました。このあたりでは「鳥羽水族館」が有名ですが4人で入館するととても高いのでこちらを選択。この水族館のウリは、観覧者と生き物の距離が近さです。数百キロあるセイウチやゾウアザラシが目の前を歩いて行きます。もちろん、手で触れることができます。子どもたちはアシカの餌やりにも挑戦しました。



そんな、こんなで今夏も4泊5日の家族旅行を無事終えました。

このキャンプで感じたのは、やはり子どもが心身ともに成長していることです。お手伝いもいろいろできるようになってきましたし、5年前に梅田のIBS石井スポーツで購入した「小川キャンパル製Tiara4」では特に就寝時に手狭になってきました。来年もキャンプに行くとすれば、もう少し大きなモノに替えた方がいいかもしれません。