秋は運動会の季節。長男の通う幼稚園でも運動会がありました。母親はお迎えに行ったり、各種行事などで子どもが幼稚園で生活する姿を見る機会が多くあります。しかし、父親はなかなかそういう機会が得にくいので、運動会は子どもの幼稚園での姿を見ることができる機会です。
普段は家の中での姿しか見ていないので、「ちゃんと先生の言うことを聞けているのだろうか?」、「お遊戯なんかはちゃんとと覚えられているのか?」など、不安はたくさんありました。開会式から様子を見続けていると、飛び抜けてよくできているでもなく、大きく遅れることもなく、半テンポ遅れくらいでどうにかなっているようでした。親が思っている以上に子どもは頑張って生活しているようです。
ゆうたはかけっこ、玉入れに出場していましたが、かけっこは出遅れてビリ、玉入れは好きな女の子の後ろにくっついて歩くだけで、ほとんど玉を放らず…。ビデオ記録に映えるものではありませんでしたが、まぁ、そこはご愛敬。お神輿のお遊戯では力強く神輿を担いでいて、「大きくなったなぁ」と感慨も一入。
幼稚園の運動会ではお父さんの出場種目もあります。集合場所で待っていると隣に並んでいるお父さんから「ところで、これ、何をやるんですかねぇ?」と尋ねられ、「障害物競走って聞いてますけど」なんてやりとり。まぁ、どこのお父さんも奥さんに「とにかく出てね!」などと言われ、わけのわからないまま集まっている様子。
お父さんたちの障害物競走の内容は、缶コーヒーの空き缶を5つ積んだ後、10mくらいカニ歩きで進むというもの。まぁ、パパ出場種目は余興なので、みんな程々にスタート。空き缶エリアにたどり着き、缶を積み始めるも、一番下の缶が安定していなかったため何度も崩落。次々と隣のパパたちはカニ歩きエリアへと去っていき、ついには降順の列がスタートし後ろに迫る。お気楽種目とはいえ、さすが日と焦る。一番下の空き缶を無理矢理地面に埋め込み安定させて何とかクリアしカニ歩きエリアにダッシュするも、ダントツのビリに終わる。
息子のビリを笑ってられない…。
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