ある日長男をだっこしながら歌を歌っていると、ある音域でふと泣きやむことに気がついた。試しにその音域の声を出し続けると、なんと不思議なことに20秒くらいで泣きやむではないか! 文章ではなかなか表現しづらいのですが「ダー」と5秒くらい声を出し続けることを何回か繰り返すと泣きやむ。この原稿を書く前にギターのチューニングメーターで計測したところ、私の声でG(ソ)〜B(シ)くらいから声を出し始め、2音くらい徐々に下げていくという感じ。声の出し方は腹式呼吸でお腹に響かせるように声を出すのがコツ(音階が合っていても、女の人の高い声ではだめなようです)。この方法を発見してからは、寝かしつけが劇的に楽になった。空腹時以外はこの方法で必ず泣きやむのだ。必ず泣きやませることができる手段があると心の余裕が全然違ってくる。それまでは1時間くらい泣き続けられると眠たさと疲れでだんだん腹が立ってきて「いったいどうしたらいいねん!」と夜中に吠えていたこともあったが、それがまったくなくなった。この必殺技は下の長女にも有効なようで、今も泣き出したときは「ダ〜ッ、ダ〜ッ」と大きな声であやしている。
しかし、長男の時は生後3ヶ月を境にピタリとこの方法の公課がなくなってしまった。ただ3ヶ月をすぎる頃には1クールの睡眠時間が長くなり、そうそう夜中に起こされることもなくなった。長女ももうすぐ3ヶ月、もうじき効かなくなるのか?
最近、長女をだっこしながらあみだした技は、抱っこしながらボックスを踏むといものだ。これは歩き回るスペースが確保できないときに「なんとか歩いているような揺らぎを再現できないか?」と考えているときに思いついた。その昔、子どもキャンプのダンスで鍛えた「トーイボーイ」のリズムに乗りながら軽快にボックスを踏んでいる。泣きが激しい場合は、ボックスを踏みながら「ダ〜ッ、ダ〜ッ」とあやす合わせ技で乗り切ることができる。
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