2007年3月17日土曜日

着ぐるみは大嫌い(その2)

 東京駅に着き、京葉線に乗り換えて舞浜に到着。周りの家族連れも笑顔が弾みます。長女もディズニーのキャラクターを指さしながら嬉しげにどんどん進んで行きます。しかし、長男はTDLのゲートに近づくにつれ、足どりが重くなってきました。そしてTDLの入場門まであと200メートルという歩道橋の上でピタリと足を止め「おうちに帰る」と泣き出したのです。
ご存じとは思いますが、ゲートをくぐるまではキャラクターの着ぐるみに出くわすことはありません。しかし、テーマパーク入り口の独特の雰囲気を察知したのか、入園拒否を決め込んだのです。
座り込んで動かなくなったのでTDLへの入園は無理と判断し「じゃぁ、モノレールに乗ろう」「チュロスを食べよう」とか説得して移動。モノレールに乗っているうち、ディズニー・シーの帆船が見えてきて、それに興味を示したので、何とかディズニー・シーに行くことに。そして、いざ入園というときになり、私は致命的な失敗に気がつきくのです。チケットがないのです。よくよく記憶を辿ってみると、あまりにも荷物が重かったので東京駅で荷物の一部をコインロッカーに預けた際、入園チケットを抜き忘れていたのです。しかし、取りに戻っていては長男のモチベーションと時間を逸してしまう…、泣く泣く窓口でチケットを購入する羽目に。入園するとまず、ディズニーキャラが登場するミュージカルショーを見に行ったのですが、席に着くや否や長男は爆睡(これも一種の拒否反応か?)。長女は身じろぎもせずショーに見入っていました。その後も、着ぐるみキャラクターが見えると、長男は反対方向にダッシュし、遠巻きに様子をうかがっています。長女は対照的に、「ワンワン・ワンワン」と言いながら駆け寄っていきます。
同じ両親か生まれた兄姉でも、こうも違うものなのですね。
ちなみに私も違う理由でTDLは嫌いです。一つのアトラクションに2時間もの行列することに耐えられないのです。長男は今も、ショッピングセンターなどで時折出遭遇する販促の着ぐるみキャラから逃げ回ったいます。東京駅にチケットを忘れたおかげで、手元にはまだチケットがあります。カミさんはまた行きたがっていますが、どうしたものか思案しています。

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