2008年12月8日月曜日

今回は息子、娘の最近短編エピソードをば…。

 今回は息子、娘の最近短編エピソードをば…。
最初は、息子が幼稚園でモテモテ? という話。9月は息子の誕生日なのだが、おなじクラスの女の子から誕生日プレゼントとお手紙をもらって帰ってきた。その時の息子はさほど大きなリアクションを見せなかったのだが、運動会が終わって程なくした頃に、また別の女の子からお手紙をもらってきたらしい。その手紙には「今度**の家に遊びにきてね」ということが書いてあったそうだ。もちろん幼稚園児のことだから、手紙にそう書いてあったからと言って、ホイホイお邪魔することなどできない。実際行くとなると、親同士の連絡なども必要になってくる。しかし、息子はそんなことはお構いなしに「**ちゃんのところに、いついこうかなぁ」「クリスマスパーティには**ちゃんをお家に呼ぼう」とか「どんなお菓子を買っておけばいいかあ」とすっかりノリノリ状態で、彼の中ではどんどん妄想が膨らんでいっているようだ。
次は、最近娘が「女の子」をとてもに意識しだしている話。うちは二人兄妹なので、どうしても玩具などの遊び道具は男の子用のアイテムが先行するのだが、その影響を受けて娘がボーイッシュに育つのかと思いきや、意外にそうでもない。こちらから仕掛けることをすることもなく「おままごと」やお人形や私相手に「お世話ごっこ」を始めるのである。こういう遊び方は息子にはあまり見られなかったことだ。最近では、やたら身につけるものにもこだわりがでてきて、「女の子はピンクを着るの!」とか「女の子はスカートなの!」と、寒いからといってズボンを履かそうものなら涙の抗議だ。その他、「おばあちゃんと、ママと、[娘の名前]ちゃんは女の子」「お兄ちゃんと、パパは男の子」と、性別でグループ分けするようなおしゃべりも多くなってきた。
今年は二人とも5歳、3歳の七五三だったので、記念撮影に行きました。ドレスやら着物やら色々おめかしをして、嬉しかったようで、「お兄ちゃんと結婚式した」と上機嫌。ラブレターで妄想にふけるお兄にお構いなく「お兄ちゃんのお嫁さんになる」と可愛いものです。
ここまで書くと、それぞれが男の子らしく女の子らしく育っているように見える。しかし、前号の「ゆみねぇの育自あれやこれや」で問いかけのあった、「男は狩猟民族・女は採集民族」ということには全く当てはまらない。息子は、生活パターンや、食べるものの趣向をできるだけ守ろうとし、遊びでもあまり危ない動きを好まない、いわば「農耕民族的」行動性向が強く、対照的に娘は、食べ物では新しいものにどんどんと触手を伸ばし、ジャングルジムなどでもガンガンと上に登っていき、見ている方がヒヤヒヤするくらいの「狩猟民族的」行動が多く見られる。

2008年8月27日水曜日

文字のおけいこ

文字のおけいこ

4月から長男は、毎朝文字のおけいこを始めています。幼児向けのドリルなるものがあって「ひらがな」から始まって「カタカナ」「数字」、今では簡単なたし算まで進んでいます。ただ、日々「ひらがな」「カタカナ」「数字」をまんべんなく練習しているわけではないので、最初の方に練習していた「ひらがな」はなんだかあやしい感じになってきています。
カミさん曰く「字を覚える云々よりも、決まった時間に机に向かうことを習慣にすることが大事」なのだそうです。まぁ、とは言ったものの、いつも横でほほえましく見守っていられるわけではなく、私も含めて「あぁ、あぁ〜、そこはそうちゃうやろっ!」「何でそうなんねん!」と口やかましくなることもしばしばで、長男の方も「これでいいのっ!」「もう、おしまいっ!」などと、当初の目的を逸脱して朝から激しいバトルが繰り広げられることもあります。
ご存じの通り、「ひらがな」「カタカナ」や「数字」といった文字は、小学校に入ってから習うことで、4歳から教え込むことに疑問を感じないわけでもありません。しかし、4歳の子に文字を教えることに大きな無理があるのかというと、そうでもなく、子どもが乗ってしまえば結構楽しげに覚えられたりするのです。現に「ひらがな」「カタカナ」「数字」、さらには「英語」まで教えている幼稚園・保育園は多くあるわけで、もしかすると文字の学習は3,4歳くらいから十分に可能なのかもしれません。
ただ、幼稚園も保育園も現行教育制度においては義務教育ではないわけで、教育の機会均等の観点からすると、やはり文字の教育は小学校に入ってからの方が望ましいのでしょう。問題に感じる部分は、小学校入学時点で「ひらがな」「カタカナ」「数字」をほぼマスターしている子どもと、そうでない子どもの習熟度のばらつきやその差が大きくなりすぎてはいないか、ということです。このようなことが学校の先生の学級運営を困難にし、いわゆる「学級崩壊」の遠因をつくっているのでは、とも感じる今日この頃。

2008年5月9日金曜日

ドミノ倒れでブルーなGW

 4/30朝、少し前からあまり調子のよくなかった腰痛症状が急に悪化、それをかばった体の動かし方をしたのが悪かったのか、同時に頸部に腰の痛みを上回るムチウチ症状のような激痛が走る。翌日に仕事上の行事を控えていたので出勤したが、かなり痛みが強くなり、通院のため後半日を休んだ。

5/1午後、行事を終え「連休中もこの痛みが続くと具合悪いなぁ」思いながら家に帰り着くと、息子が吐き気と下痢で寝込んでしまったと聞く。幼稚園から帰った後くらいから調子が悪くなったらしい。夕方に小児科に行ってきたところによると、風邪ではなくウイルス感染症だとか。下の娘に感染ってはマズイので、別部屋で息子と一緒に寝ることになった。大変だったのは寝床に就いてからだ。息子は「ゲボ出る」「ウンチ出た」「口をガラガラする」と1時間空けることなく、便所や洗面所と寝床を往復する。とてもかわいそうな症状で、通常なら眠いながらも励ましたり、優しい言葉をかけながら一晩でもつきあうのが親というもの。しかし、腰痛を経験した方はわかると思うが、脊髄周辺に痛みがあるときは、寝ている状態から起き上がるときに最も強い痛みが走る。5回目くらいにトイレに起きたときに、さすがに耐えられなくなり、カミさんを呼んで、添い寝をスイッチしてもらった。寝起きの反復運動で痛みが激しくなり、しばらく寝付けなかったが、その間もトイレのドアが開き閉めする音は続いていた。

いよいよGW後半の4連休に突入するも、パパは頸痛、息子は嘔吐・下痢に加え発熱で寝床に転がったまま、どこにも行けるはずがない。カミさんは「こんなん平日より忙しいやん、私の休みはどこにいったの!」ぼやく。そうこうしているうちに、4連休の2日目の朝食後に、今まで元気にしていた娘が突如「ゲボッ」。「はぁ〜、やっぱり感染ったぁ」ってことで、市内の休日診療所にGO。どうも「ロタウイルス」の感染症らしい。診療所から帰ると義母が応援に駆けつけてくれていた。しかし、その日の夜、カミさんが「ムカムカ」すると言い出して、その後一晩中トイレにしがみつくことに…。翌日再び今度はカミさんを連れて休日診療所のお世話になる。4連休の3日目には息子はずいぶん元気を取り戻していたが、カミさんと娘がひっくり返っていたので、終日家で過ごすことに。
連休最終日には息子がずいぶん動き回れるようになっていたので、二人で八幡市内の私の実家に行った。このGWで病院以外の唯一のお出かけとなった。

そんなこんなで、常に誰かが床に伏せって、どこにも出かけられないブルーなGWに終わった。救いがあるとすれば、連休中にドミノ倒れで全員が寝込んでしまった結果「パパの頸のせいでどこも行けなかった」というGW戦犯扱いされなかったことと、高騰が続くガソリンを消費せずにすんだということくらいか…。

2008年2月25日月曜日

魔の2歳

 育児の原稿を書こうとPCに向かうが、全然文章が頭に浮かんでこない。それほど最近、子どもたちと接している時間が少ないのだろうか? 確かに、このところ仕事が忙しくて平日は子どもたちが起きている時間に帰れない日々が続いている。
でも週末は終日一緒に過ごしていて、いろいろな出来事が目の前で起こっています。例えば、2歳すぎの長女は最近、アニメソングや車の中で流している子ども向けの曲などを口ずさみ、椅子の上にのって非常に楽しそうにダンシングします。見ているだけで可愛らしく、なんとも言えないのですが、これをどう文章に表現するのかがとても難しい。
そうそう、そういえば長女はいよいよ「魔の2歳」の時期を迎えているようです。先述のように歌ったり躍ったりなどの表現が増えてくるのと同時に、自己主張も頑強なものになってきています。お兄ちゃんとのオモチャ争奪戦の勃発は茶飯事。また、要求が聞き入れられなかったり、ことらが要求を取り違えると、それはそれはもう大変です。泣きじゃくってしまって、この段階で要求を聞き入れても泣きやみません。というか、もう自分が何をしたかったのかすらぶっ飛んでいて、手のつけようがなくなります。2,30分ほど泣き続けると、さすがに泣き疲れてしまうのか、抱っこをするとコテンと寝てしまいます。
ただ、二人目になると親の方にもこの時期の「耐性」が備わっているようです。それこそ長男の時は、近所から「虐待疑惑」の視線を浴びるほど、ヒステリックに反応していたこともありましたが、「まぁ、そのうち泣きやむやろ」と思えるようになります。逆に気をつけなければならないと感じるのは「放ったらかしすぎ」でしょうか。長男は一人で遊ぶことができず、絶えず「これで遊んで、あれ読んで」と寄って来ますが、下の娘はひとり遊んでいる時間が結構多いように見えます。手がかからず楽だと思う一方、私自身は二人兄弟の長男で、カミさんは一人っ子。弟・妹の気持ちがわかりにくい部分があるかもしれませんので、ちょっと気をつけたいと思っています。