2012年7月11日水曜日

ImageMagickのconvert コマンドでPDFから画像サムネイル作成

Linux やMacOS環境で、ImageMagickをインストール。

基本は
% convert input.pdf output.png

変換元PDFのサイズが大きい場合は変換画像も大きくなるのでサムネイルには不向き。
そこで、-resize オプションを追加

% convert input.pdf -resize 300x output.png
MacOSX Lion のMacPort でインストールしたImageMagic環境では、上記のコマンドで長い辺水平辺を300pxにしてくれる。垂直辺を300pxにしたい場合は、引数を"x300"とする。


% convert input.pdf -resize 300*200 output.png
↑のような感じで、縦横比率も指定できる模様

複数ページPDFの指定ページ(下記例では先頭ページ)だけを変換するには
% convert input.pdf[0] -resize 300 output.png
と[0]とページ数指定する旨の記録が他のサイトで見られたが、私の手元の環境では何故かエラー
[追記]↑ 'input.pdf[0]'と、変換元ファイルとページ番号をシングルクオートで囲むとうまくいくみたい。

Wordなどから直接書き出したPDFをPNG画像にすると、デフォルトでは透過画像になってしまい、サムネイルに使いにくい場合も。そこで
convert input.pdf -alpha deactivate -resize 300 output.png
と、-alpha deactivate オプションを指定すれば、非透過PNGが生成される。

[追記]画像に影をつける。
convert sampl.png -fill '#0008' -draw 'rectangle 10,440,620,470' -fill white -pointsize 25 -annotate +20+465 "$DATESTR" \( +clone -background black -shadow 70x6+10+10 \) +swap -background white -flatten sample-s.png

参照サイト
http://okwave.jp/qa/q6961685.html
http://xucker.jpn.org/pc/pdf2image.html
http://d.hatena.ne.jp/val90/20070227/1172558857
http://d.hatena.ne.jp/kaorumori/20081002/1222917528
http://d.hatena.ne.jp/tanigon/20100312
http://www.naney.org/diki/d/2009-02-11-ImageMagick.html
など、いろいろ。
先行して記録を残された方々に感謝。

2012年6月13日水曜日

PHPが動かない!

Debian鯖で稼働させているCMSが突如表示されなくなった。
アクセスすれどPHPファイルがダウンロードされてしまう。
うーむ、これは鯖設定がくさい。
google様にお伺いをたてる。
そしたら、こんな情報が見つかった↓
http://www.wisterias.org/?p=1740

/etc/apache2/mods-available/php5.conf
で、ユーザーWebスペースでのPHP実行が禁止されとる...
この部分↓の記述をコメントアウト
------------------------------------------------------
<IfModule mod_userdir.c>
    <Directory /home/*/public_html>
        php_admin_value engine Off
    </Directory>

</IfModule>
------------------------------------------------------
んで、apache2を再起動
invoke-rc.d apache2 restart

こないだまで、動いてたやん!

そういえば、先日aptitudでパッケージが大量に更新されていた。
その時にPHP設定が書き換えられたのか....
およそ、4日ばかり唸った。

2012年4月20日金曜日

NetCommons 公式マニュアル

実用書なので、読書感想文という表現は似つかわしくないですが、解説対象のCMSが気に入ったので紹介します。

 勤務先の加盟する団体のサイトリニューアルに携わることになりました。現在のサイトはHTMLエディタで作成されたサイトです。このサイトは、社会に向けての広報機能に加え、より重要になのは会員向けの資料提供です。しかし、現在のサイト構成はHTMLページが樹形上に枝分かれしており、一つリンクを間違えると、目的の資料にたどり着けないという問題をかかえていています。サイトリニューアルにおいては資料検索機能の向上が求められていました。併せて、ユーザーが容易に操作できるユーザビリティの向上も求められていました。
まぁ、そういうことなら、SQLなどのデータベース上で機能する CMS(Contents Manegement System)だったら、ある程度そういう要求に応えられるでしょう、ということで主立ったCMSの導入を検討してみました。

私が実際に利用したことがあるCMSはXOOPSとWord Pressです。いずれも、一般向け情報の更新は、Webメールを送る要領で作業できるので、HTMLタグ打ちやHTMLエディタでページ作成->アップロードという作業からは解放されます。ただ、資料管理については標準機能だけでは、要求に応えられそうにありませんでした。もちろん、XOOPSやWord PressといったオープンソースのCMSには、サードパーティで様々な付加機能が用意されているので、資料管理の機能も付加することは可能です。ただ、サードパーティでの機能付加は、開発者の事情で開発が滞り、コアシステムのアップグレードに対応できないことがあるなど、安定性に不安があります。実際、勤務先のサイトはXOOPSで構築し、サードパーティで機能付加をしていたのですが、そういうトラブルには何度か見舞われました。
世界的にシェアの大きいWord Pressについても同様のリスクがありました。サイト構築の後の運用についてまで私が日常的に携わるわけではないので、そういう不安はできるだけ小さくしておきたいと考え、機能的にはWord Pressに似ていて、有償だけど一定のサポートが受けられるMovable Typeが無難かと思い、試験サイトを設置して加盟団体の担当者と試験運用に着手しました。

その矢先、昼休みに職場近くの書店でIT関連の雑誌を立ち読みしていたところ、NetCommonsというCMSについての小さな記事を目にしました。いままで、全く目にしたことがなかった名前だったので、とりあえず覚えて職場に戻り、ググってみました。すると、NetCommons とは国立情報学研究所で開発された国産CMSで、かつ無料。学術組織、教育機関、NPOでの利用を念頭に開発されたものだという。加えて、コンテンツマネージメントだけにとどまらず、グループウエア機能、eラーニング機能まで備えたパッケージであるということでした。直感的に「これだ!」と思いました。


早速、このサイトからダウンロードして試験サイトを建ててみました。これまで触ったCMSは、標準で備わっている機能は、ブログ機能や掲示板機能など数個程度だったのですが、このNetCommonsはサイトを構築した初期段階で三十数個の機能が搭載されています。それ故に、かなり大きいパッケージではあるのですが、これまで使ってきたCMSで「こんな機能が欲しい」とサードパーティから追加した機能のほぼ全てが、標準で装備されていました。たとえばWebアンケートであったり、ファイル・アーカイブ機能、メニュー機能、掲示板、検索フォーム、Webメール機能、スタティックページ作成、フォトアルバム機能、細かいものではアクセスカウンター等々。
急遽、Movable Typeから方向転換し、NetCommonsの導入に舵を切りました。現在、加盟団体の担当者と、多数ある機能を試しながら、サイトリニューアルに向け作業中です。目下の課題は、サイトデザインをどの程度まで凝るかということでしょか。

ただ、NetCommonsも、まったく不安がないわけではありません。このNetCommonsというCMSの開発がいつまで続けられるか、という根本的な問題です。開発元の国立情報学研究所は、大学共同利用機関法人で、国立大学法人と同様に運用経費の多くを、国からの運営費交付金に依拠する機関です。そして、これらの法人機関への運営費交付金は、2004年に国の一機関から法人へと移行してから、一貫して減額され続けています。さらに今年度以降は、震災復興財源捻出等々の理由から、これまで以上の運営費交付金の削減の検討が国会などで燻っている状況です。職業柄、国立情報学研究所がこういった困難を抱えているだろうことを推測できるだけに、NetCommons開発の継続性について、どうしても不安を覚えます。

まぁ、しかし、NetCommonsの導入に舵を切ったからには、NetCommonsの開発が末永く続くよう祈るばかりです。いや、祈るだけでは消極的すぎるでしょう。やはり、安定的に開発が継続されるためには、NetCommonsが広く普及し、世間や情報学研究所のステークスホルダーから評価される必要があるでしょう。故に、少しでも普及に資するところがあればと思い、このようなブログでも紹介するところであります。

2012年4月13日金曜日

読書感想文「暇と退屈の倫理学」

先日facebookで「暇と退屈の倫理学」という著書の紹介があり、なんとなく面白そうだったので図書館で借りて読んでみました。「 倫理学」という言葉を含むタイトルから連想するほど小難しさは少なく、比較的平易に書かれていて読みやすい本でした。ただ、この著書を評するには自分はあまりにも無知であるということがよくわかりました。著者は、哲学者をはじめ様々な分野の先賢たちの言葉を紹介し、評価、批判しながら著者の「暇と退屈の倫理学」を展開していきます。ここで紹介されるラッセルもハイデッガーもマルクスも、ユクスキュル(誰じゃそれ?)の著書を私はろくすっぽ読んだことありません。著者が先賢の言葉を紹介している部分も「…と著者は理解している」と留保をつけざるを得ない。というかそういう留保をつけた方がいいと思いました。著書全体が先賢の言葉との掛け合いを、読みやすく表現しているので、よもすると先賢の著書を読んでもいないのに「知っているつもり」になってしまいそうです。

私が特に印象に残ったのは、浪費と消費の対比部分です。「浪費は生活に豊かさをもたらす。そして、浪費はどこかでストップする。それに対して消費はストップしない。」「消費者が受け取っているのは、食事という物ではない。その店に付与された観念や意味である。この消費行動において、店は完全に記号になっている。だから消費は終わらない」

職業上、非正規雇用問題や労働条件悪化問題に接する機会が多いのですが、以前からこれらの問題は、どこかのワルモノよってもたらされているのではなく、私たち自身の生活様式が、これらの問題を生み出し、負の循環に陥らせているのではないかと、そこはかとなく感じていました。著者は浪費と消費を分けて考えることを提言し、「消費は限界がないから延々と繰り返され、延々と繰り返されるのに満足がもたらされないという先ほど指摘した悪循環…[中略]…消費社会は満たされないという退屈を戦略的に作り出し、人々をその中に投げ込むことで生き延びていると言えるかもしれない」と主張している部分に妙に得心してしまいました。

2011年9月14日水曜日

openssl コマンドでSSL証明書発行

# openssl req -new -newkey rsa:2048 -nodes -keyout newkey.pem -out newcsr.pem

rsa:2048 の部分はビット長


2011年6月21日火曜日

SSL証明書の破棄と日付指定で証明書にサインする

SSL証明書の破棄
openssl ca -revoke newcert.pem

日付指定でリクエストにサインする
openssl ca -policy_anything -days 293 -out hogehoge.crt.pem -infiles hogehoge.req.pem

2011年6月11日土曜日

議員定数についての考察

 大阪府会議員の議員定数が与党単独採決により大幅に削減された。知事は、「少数意見に耳を傾けることは大事」ともいうが、議席の削減は少数意見を議席に反映させにくくすることに他ならない。「少数意見に耳を傾ける」ことと「議員定数を減らす」ということは、ほぼ二律背反の関係にある。
 国会や地方議会で少数意見が蔑ろにされた結果、生じたのが今回の原発事故ではないのか。いま、一貫して反原発の立場で研究・活動を続けてきた京大原子炉実験所の先生が「不屈の研究者」などと脚光を浴びている。原発設置の採否にあたって、こういう研究者を有識者として議会に招請してきたのは少数政党である。議員定数削減と小選挙区制度はこういう政党を議会から駆逐してしまう。
 民主主義による多数は、人道的にあるいは科学的に正しい選択をするとは限らない。ドイツにおけるナチスの台頭や、福島の原発事故はそのことを如実に物語っている。しかし、民主主義が誤謬を生む危険性を内在しているとしても、今のところ民主主義より優れた制度は見あたらない。
 したがって、民主主義に安全装置をビルトインしなければならない。少数政党が一定数議席を確保できる制度である中選挙区制や比例代表制それにあたると思う。二大政党制は政策決定や遂行スピードが早く効率的だとする主張があり、小選挙区制度が導入された。議員定数削減の折には比例代表の議席が削減されてきた。しかし、この発想は、経済効率のために原発の安全対策を疎かにしてきた東電の姿とどこか似てはいないか。